1.「インスタグラム用」サービスと商品開発!
先般、新宿にあるヒルトン東京に行った。
ランチタイムであった。
若い女性が列をなし、混んでいた。
その理由は「マリー・アントワネットイベント」のようだった。
レストランフロアーの一部に「マリー・アントワネット好みのインテリア装飾を凝らした部屋をつくり、スイーツを並べ、食べ放題にしていた。
その部屋で女性客は思い思いに写真をとっていた。
私も恥ずかしさを忘れて写真を勉強のためにとった(見せられないのが残念!)。
アイスクリームコーナーで「♯マリーアイスコンペコーナー」をつくり、お気に入りのトッピングでオリジナルアイスを作って、このコンペにインスタグラムでアップすると2週間に1度、№1を決定し、ヒルトン東京からのプレゼントをもらえる、というイベントをやっていた。
スマートフォンが出来て、ライフスタイルも変わり、ビジネスも変わりつつある。
特にお客さんが商品やサービスをSNSで宣伝してくれるのが凄いことであるが、一方でちょっと間違うと大炎上もしかねないので、ご注意あれ!
2. CDは売れなくなったが「ライブ」は大盛況!
携帯電話で音楽を聞くようになってからもう10年をこえる。
「music.jp」を配信する会社に関わっていたので、その変化をまざまざと見てきた。
その中でもCDは、LPレコードやカセットテープで音楽を聞いていたのが衰退したのと同じ様にCDの売行きもずっと下降している。
しかし、人気アーティストはライブで集客し、稼いでいる。
矢沢永吉、桑田佳祐、福山雅治はその代表だし、80歳になってなお頑張っている加山雄三もいる。
ジャニーズの嵐が札幌や福岡で公演すると、ホテルが取れにくくなる。
韓国のミュージシャングループも同様である。
これだけスマホが手から離せない時代だからこそ、ライブ会場の、その雰囲気の中にいることで「心の充実」「実感」「生(ナマ)で大好きなアーティストの実物を見られる」等々ということがあるのだろう。
デジタル時代、スマホ時代だからこそ「アナログ」「実物」がより必要になる。
まさしく、音楽もビジネスモデルが変わりつつある。
野球でもソフトバンク、広島カープ、楽天、日本ハムなど、それぞれを拠点にしている地方都市もチームが頑張れば頑張るほど「ライブ感」が大事で球場に足を運ぶお客さんが増えるのである。
3. 米国株式で注目される新興上場の自動車メーカー2社!
テスラは電気自動車でまだベンチャー企業である。
物理学者のイーロン・マスク氏が創業者であり、彼は宇宙ビジネスにも参入、「スペースX」という会社でロケットの打ち上げもして、世界的に注目されている経営者である。
そのテスラはナスダックに上場、株価は上下しているが、時価総額は5兆円を上回り、GMやフォードを上回る。
市場から次世代企業としていかに注目されているかがわかる。
そしてもう一社、市場から注目されている自動車メーカーがある。
イタリアのフィアットグループの「フェラーリ」だ。
2015年にNY市場に上場し、時価総額は1兆円を超える。
日本の三菱やマツダと同じ位の価値を持つ。
この両社でそれぞれ100万台以上販売しているが、フィラーリはわずか「1万台」である。
この台数と企業価値をみても「フェラーリ」が大量生産・販売の会社としての枠組みに存在していないことがわかる。
規模を追求しないフェラーリの存在は世界のブランド企業からベンチマークされている。
注目の2社である。
※お知らせ
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申込受付も開始しますので、よろしくお願いいたします。